2010年09月30日

栃木県小山市のかんぴょううどん


先日の出張でおもしろい商品を見てきたので
こちらでもご紹介しますね。

栃木県小山市のかんぴょううどん、という商品です。
http://www.oyama-cci.or.jp/kanpyou/

これは、小山市をはじめとする栃木県の南部で全国の
90%を生産しているという、かんぴょうを使った商品です。

そもそも、かんぴょうはそれを乾燥させて紐にする、
という行程が大変で生産原価も高くなっていたそうですが
それを原料の段階から直接粉にすることで加工品としての
活路を見出したんだそうです。

開発の段階から徹底的にマーケティングを行うとともに
東京のデザイナーさんにお願いして、単なるパッケージだけ
にとどまらず包材やチラシにいたるまでトータルでデザイン
して作り上げているんですね。


ちなみに、この商品は小山市を始めとする栃木県内で
買えるそうですが、僕は小山駅前にある「まちの駅」という
施設に行ってみました。
http://www.oyama-kankou.jp/member/382



昔は問屋さんだったという建物を改装して作っているので
とってもステキで趣のある施設でしたね。


店内は↓なカンジです。





こういう施設でレンタルボックスもあるのがおもしろいですね。


ちょっと話外れますが、入口脇に図書館もありました。



貸し出すのではなく、本を持ち込んでもらったら
すでに置いてある本と物々交換できるという仕組みです。
管理が難しくなくていいですね。


さて、肝心のかんぴょううどんは↓です。
さすがに一番目立ってましたね。







販売開始になって3年、毎年20%くらい販売量を延ばして
いることからも地元で定着しているのが分かりますね。

また、このかんぴょうのキャラクターが可愛いですよね(^^
市民公募で「かぴょ丸」という名前になったんだそうです。

そのかぴょ丸ストラップなるものも作っていて、それも
ほぼ売り切れてしまうくらいの人気なんだとか。


また、最近出た新商品として、かんぴょうアイスもありました。



きちんとデザインが統一されています。
思わず手をとりたくなってしまいますね(^^


また、このかんぴょううどんをギフト用に購入すると



ちゃんと専用の袋に入れてくれます。


ギフトボックスは↓こんなカンジ。ステキです☆



これは思わず人にあげたくなっちゃいますね~。
地方の商品でここまでやってるのはないでしょうね。


あと、加工原料となっているかんぴょうパウダーもあります。



そもそも、かんぴょう自体が機能性食材なんですね。


見た目的なところが中心のご紹介でしたが
この商品を生み出す開発過程や考え方のお話がまた、
非常に興味深く、参考になるんですよね。

ということで、そのかんぴょううどんの事例について
詳しく話を聞ける機会が10月8日(金)にありますので
興味ある方はこちらをご覧ください☆(^^


  


Posted by やまだ@宮城 at 06:48Comments(2)
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プロフィール
やまだ@宮城
やまだ@宮城
宮城をこよなく愛する35歳です。

◆生まれてからずっと仙台で20数年間育った後、
2年間の気仙沼暮らし、1年間の東京・松戸暮らしを経て、
2008年4月より3年振りに仙台に戻ってきました!

◆08年から3年間、宮城の「食」に関わる仕事を経験し、
13年11月からは、女川町(派遣)で働くことになりました。

◆宮城の人(特に自分 ^^)が、宮城をもっともっと楽しめるように
宮城の魅力を自由に楽しく!発信・発見していけたらよいなと
思っておりますっ。

◆初めての方も、今までご縁の会った方も
どうぞ引き続きよろしくお願いします!!
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