2012年03月16日
気仙沼・ワカメの現場を見てきました(塩蔵編)
昨日のボイル編に続き、気仙沼・ワカメレポです☆
http://yamada.da-te.jp/e478830.html
ボイル作業をしていたところから、ほど近くに、
塩蔵作業をするためのテントが建っていました。
この中に塩蔵作業用の攪拌機(?)が4台あります。
(こちらも震災後に新たに整備されたものです)
引き続き、藤田さんに解説いただきました。
やっぱりこの2人、見た目怖いっすね。。。(^^;
この攪拌機の中に、ワカメと大量の塩を投入し
あとはひたすら、グルグルと回転します☆
たしか10分くらいっていいましたかね。
(途中で逆回転にしたりしてました)
ちなみに、こちらの機械は発電機を使っています。
周りはまだ全然電気が通る状態じゃないですからね。
みなさん、たくましいですね、本当に。
撹拌が終わったワカメは大きなコンテナに入り
この状態に重しを載せて、1日水抜きをするそうです。
水抜き作業が終わったものがこちら。
けっこう塩が粗いのが分かりますよね?
とにかく粗い方がいいんだそうです(^^;
藤田さんに、芯抜き作業も見せてもらいました。
手だけで、器用に分けていきます。
すると、葉と元葉と芯と、キレイに3つに分かれます。
おおー、すごい!
さて、次の行程を見せてもらうために
さらに車で2分くらいのところに移動します。
こちらはテントがたくさん並んでいました。
階上地区は何か所かに分かれて作業しているそうですが
他でボイル・塩蔵したのがここに集められてきます。
こちらは先ほど藤田さんに見せていただいた
芯抜き作業のテントになります。
さすが皆さん、ベテランですねー。
あっという間に、このように芯だけ取り除かれます。
この芯はこれはこれで流通するそうです。
さらにもう一つのテントでは、プレス作業。
さらに圧をかけて、水分を限界まで抜くそうです。
ここまでやるから長く保存できるんですね。
最後は、異物を確認して箱詰め作業になります。
すっごくキレイに箱詰めされてました。
この状態で、市場に出荷されるそうです。
今は共同作業をしているので、
一律に市場出荷をしているとのこと。
というカンジで一通り見せてもらえました(^^
これまで個人個人でやっていた作業を
このように地区のみなさんで一体になってやる
というのはすごいことなんでしょうね。
でも、階上地区はもともと地域の結びつきが
強かったので、しっかり協力できているようです。
ちなみに、藤田さんは、この近くに
藤田商店として、加工・冷蔵の仮工場を整備中。
着々と一歩を踏み出してますね!
引き続き、気仙沼のワカメを応援したいです!!
Posted by やまだ@宮城 at
06:34
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