2013年08月16日

気仙沼の夏休み②(吉田造船所)


8月10~11日に1泊2日で開催された
気楽会の観光案内課「気仙沼の夏休み」の
ツアーレポート第2弾です!

※レポート第1弾はこちら
 http://yamada.da-te.jp/e587267.html


波座物産さんを出発した後は、
鹿折川を渡って対岸の大浦地区に移動しました。

大浦地区は造船所が集積するエリアになりますが
そこで立ち寄った2箇所は、吉田造船所さん!
http://yoshida-z.co.jp/index.php









気仙沼に住んでいてもなかなか見ることのない
造船所の中に入るというスペシャルな体験です☆


しかも、遠洋マグロ漁船を所有する臼福本店の
臼井壮太郎さんにも来ていただきました!
http://www.usufuku.jp/





臼福さんでは、今まさに吉田造船所さんのところで
来年の3月完成予定の新マグロ船を建造中なんです。


だいぶ外が暑かったので事務所にお邪魔しまして
まずは壮太郎さんからお話をいただきます。



気仙沼のこと、マグロのこと、世界の漁業事情のこと、
そして、震災からの復興に向けて、、、と。
一会社の枠を超えて、気仙沼のために奔走している
壮太郎さんのお話は本当に熱血トークでした(^^


そして、お次は、造船所見学ということで、
まずは安全のため、ヘルメットと軍手を着用です!



ヘルメットも日常にはあまり使わないですから
こういうのも貴重な体験になりますね☆


吉田造船所の吉田社長自ら、案内いただきました。





見てください、このスケール感!デカいですよね~。
こちらは、199トンの収容能力を誇るサンマ船とのこと。

つい最近まではサケ・マス漁を行っていたそうですが
サンマの季節に合わせて、装備を交換するために
気仙沼に入港したんだそうです。
(船って季節によってそういう使い分けしてるんですね~)



↑このライトがまさしくサンマ船の証。
この光でサンマを誘導して漁を行うんですね。



サンマ漁のやり方やそれを行うために必要な船の
構造・機能を詳しく解説いただきました。

当たり前ですが、船は通常は海に浮かんでいるので、
こういう風に下から船を見ながら解説をいただけると
イメージできるので、よく分かりますね。


さらに他の船も見せていただきました。





こちらの真ん中にあるのがまだ建造中の船になります。
ひっくり返して造っているところですが、分かりますかね?

そして、この船に必要な鉄板は職人さんが
バーナーで火を入れながら少しずつ曲げていくんです。
(しかも、この炎天下の中!)



いやぁ、この技術はすごいですね。
こういう鉄工の職人さんと技術があってこその
造船所であり、港町・気仙沼なんですね~。



非常に勉強になりました。
臼井さん、吉田社長、お忙しい中にも関わらず
どうもありがとうございました!



  


Posted by やまだ@宮城 at 15:26Comments(0)
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プロフィール
やまだ@宮城
やまだ@宮城
宮城をこよなく愛する35歳です。

◆生まれてからずっと仙台で20数年間育った後、
2年間の気仙沼暮らし、1年間の東京・松戸暮らしを経て、
2008年4月より3年振りに仙台に戻ってきました!

◆08年から3年間、宮城の「食」に関わる仕事を経験し、
13年11月からは、女川町(派遣)で働くことになりました。

◆宮城の人(特に自分 ^^)が、宮城をもっともっと楽しめるように
宮城の魅力を自由に楽しく!発信・発見していけたらよいなと
思っておりますっ。

◆初めての方も、今までご縁の会った方も
どうぞ引き続きよろしくお願いします!!
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