2010年09月08日
「鳴子・岩出山“ひとツーリズムツアー”レポ⑤
だいぶ更新速度が遅いのですが(^^;
先日行われた鳴子・岩出山“ひとツーリズム”ツアーの
レポート第5弾をお送りします!!
※前回のレポートはこちら
http://yamada.da-te.jp/e365346.html
やっと2日目のレポートに入りました。
前日1時過ぎまで盛り上がったにも関わらず、
ふたばちゃんや小山さんなど仕事のある生産者の方々は
4時とか5時に起きて早々に帰って行ったそうです。
(なので、お見送りもできず、、、)
キューリ歩人も普通に4時から起きちゃってましたし、
いやぁ、みなさん、ホントすごいですね~。
さて、では、朝食を食べ2日目の行程がスタートです!
バスガイド役の畠山さんは完全に酒残りのようでした(^^;
鳴子の奥の中山平温泉の方に入っていき、着いたのは
ブルーベリーの摘み取り農園をされている、ゆさ果実工房さん。
http://www.naruko.jpn.org/yusakajitu/
↑のような山の中の素朴な自然に恵まれた素晴らしい環境です。
まず、園長である遊佐守さんのお話をお聞きしました。
遊佐さんは米農家として、鳴子のお米「ゆきむすび」も作っており
それがお米コンテストの日本一に輝くなどの実績もお持ちの
すごい方なんですっ。
摘み取り農園として、たくさんのお客さんの相手をしているからか
お話もすごく分かりやすく、見せ方が上手な方でしたね。
(名刺一つとっても非常にインパクトがあります ^^)
お話を聞きながら自家製のブルーベリージュースを試飲。
これがまた濃厚で美味しいっ。
たったこのくらいでも目が良くなりそうな気がしますね☆
摘み取り農園に移動し、ブルーベリーをつまみながらお話を続きを。
今年の暑さの影響もあり、ほとんどブルーベリーも終わりとのことで
あるものはいくらでも食べて良いですよ、とありがたいお言葉☆
同じブルーベリーといっても品種によって微妙に味が違うんですよね。
みんな夢中で食べてましたね~。
ただ、全般的に言えるのは、今年は酸味が少ないということでした。
ブルーベリー本来の味じゃないとおっしゃってましたが
これはこれで普通に食べる分には甘くて美味しかったです(^^
ブルーベリーは品質を保つのが難しいそうで
摘み取り農園でも、パック(有料)で持ち帰ることもできるけど
家に持って帰る頃には暑さで発酵が進んでしまって
まったく違う味になっちゃってることも多いんだとか。
だから、常連さんは、現地で食べるだけ食べたあとに、
持ち帰り用として、きちんと冷やして保存してあるものを
有料で買っていくんだそうです。
前日に氏家さんからラズベリーの話も聞いてましたが、
ベリー系は、やっぱり生食での流通が難しいんですね。
ということで、ブルーベリーを堪能したあとは、
鳴子温泉に移動し、チームに分かれてのプチゲームです。
これはファイブブリッジのツアーとしてはよくやるのですが
街で思いのままにテクテクと歩き、町の人と会話をし、
その人と記念写真を撮って、リアルタイムでブログアップ。
そのアップされた人の人数を競うという遊びです。
※その様子については↓を遡って見てください。
http://fivebridgeblog.da-te.jp/d2010-08-29.html
僕のチームのおもしろかったエピソードを一つだけお話すると、
鳴子でよく見る、↑の女の子の写真がかわいいね、ということで
売店の方に、「この人はどこの人ですか?」と何気なく訪ねたら、
その子の家(「とらや」さんという地元の旅館)がキューリ歩人の
親戚だった、ということが全くの偶然で発覚!!
飛び入りでその旅館さんを訪ねて、一緒に記念撮影☆
大庭さんも話だけで初めてお会いするご親戚だったので
ちょっとハラハラドキドキ。。。(^^
(とらやさん、突然すいませんでしたっ)
いやぁ、ホントに何気なく一言聞いた質問からつながるんですから
驚きですよね。こんなサプライズあるんですよね~。
そんなカンジで、時間的にはわずか30~40分くらいながらも
濃密に鳴子温泉街を楽しんだあとは、こけしの絵付け体験へ!!
鳴子で最年少のこけし職人という、柿沢是伸さんの工房を訪ねました。
まずは、柿沢さんがこけし職人を志すところのお話からスタート。
柿沢さんはご両親もこけし職人をしていたものの、
高校までは全く職業としては意識していなかったんだそうです。
ただ、高校卒業のときに、それまで何も言わなかったお父さんが
「こけし職人をやらないか」とこけし職人の魅力を話してくれて、
柿沢さんも「オヤジが言うなら嘘はない。信じて間違いない。」
ということで、こけし職人の道に入ることを決めたんだそうです。
それだけ親御さんの言うことを素直に信じてついていける、
というのは素晴らしいことですよね。
柿沢さんが決意されたときは、ご両親も嬉しかったでしょうね~。
ただ、とはいえ、こけしも今は買い求める人が少なくなり、
そんなに楽な世界ではなくなっているというお話も。
昔からのこけしファンにも認められるこけしを作りながら、
それでいて、新しいお客さんも作っていきたいということで
色々なチャレンジもしていきたいと語っておられました。
まだ30代とお若く、活発で語れる方がいるのは貴重ですね。
ぜひ、がんばっていってほしいです。
ということで、お話がひと段落した後は、
いよいよ、こけしの絵付け体験が始まります。
まずは、筆づかいに慣れる、ということで、
見本を見ながら紙に書いてみる、という練習です。
これがなかなか難しく、思ったような線が出せないんですよね~。
柿沢さんは↑のような線を、スッスッと簡単そうに書いちゃいます。
さすが、プロの筆づかいに見入っちゃいましたね。
紙に練習して、ふんぎりがついたところで
それぞれのタイミングで絵付けをし始めます。
みんな真剣。これがけっこう個性出るんですよね。
絵付けが一通り終了した後は、
柿沢さんにロウを塗ってもらって完成です。
僕が書いたこけしは↑。
ん~、、、まぁ、こんなもんなんでしょうね~。
口が若干、右上がりになってるところが気になりますが(^^;
(自然と書いた人の性格が出るそうです。。。)
でも、思ってたよりずっと楽しかったですね。
またやってもいいかも。
柿沢さん、お話から体験まで、どうもありがとうございました!!!
2日目の午前中はここで終了。ランチへと向かいます。
続きはまた明日!どうぞ楽しみに~☆
Posted by やまだ@宮城 at 06:55│Comments(0)