2014年08月26日
女川町魚市場を視察!
昨日は、「東北食の力プロジェクト」の視察対応で、
スタイルスグループなど主に飲食店関係の方々、
10数名に女川町に来ていただきました。
メインは養殖ホヤの視察だったのですが、その前段で
早朝の魚市場の水揚げや札入れの様子を見学。
(実は僕もまだ見れてなかったので、役得です ^^)
女川町魚市場は東日本大震災で被災したために
現在は仮設の荷捌場を使って、作業が行われています。
本設の荷捌場は来年完成予定なのでもう少しですね。
昨日は、定置網が中心ということで、漁港の岸壁では
漁船からの水揚げ&魚の選別作業が行われていました。
↑のように、一旦大まかにローラーで選別されたものを
船員さんが手作業でさらに細かく分けていきます。
選別された魚は魚種ごとにトレイやタンクに入れられて
すぐに荷捌場に並べられていきます。
女川の魚市場はセリでなく札入れなので、時間になると
買受人の方々が値段を書いた紙を係に提出して
受付時間が終了すると、すぐに結果が発表されます。
買受人の皆さんは入札された値段を即座にメモ。
大体の相場は頭の中に入っていて、他の市場の相場なども
ケータイでやりとりしながら、札入れ額を決めているそうです。
(これは頭がよくないとできない仕事ですね)
ちなみに、サバなどの量が揚がる魚は↓のように
タンクに入って札入れされるのですが、
どうやって値段を決めるかというとマサバとゴマサバの
割合をざっくり見て頭で計算したりするんだそうです。
同じサバでもゴマサバの方が倍くらい値段が違うとのこと。
いやぁ、魚市場は見てるだけですごく興味深いですね。
これでもほんの一部の行程に過ぎないですが、
こういうプロセスを経て、魚が飲食店やスーパーなどに
並んでると思うとまた見え方が変わってきますね。
この後、ホヤの養殖の様子を見に行ったのですが、
それは明日にでも追ってアップしたいと思います!(^^
Posted by やまだ@宮城 at 06:39│Comments(0)