気仙沼・ワカメの現場を見てきました(ボイル編)

やまだ@宮城

2012年03月15日 06:44


先々週の土曜日のことなのですが
昨年一昨年に続き、気仙沼市階上の藤田さんを訪ね
ワカメの作業現場を見せてもらってきましたので
その様子をお伝えしたいと思いますっ!
(ちょっと長くなりそうなので、2回に分けて)

※過去2年のレポートはこちら
 http://yamada.da-te.jp/e286466.html
 http://yamada.da-te.jp/e405258.html


まずは、こちらの一見怖そうな方が、、、





ワカメ養殖・加工・販売をやっている藤田商店・藤田さん!
階上地区のワカメ養殖を担う中心人物です。



2年前のレポートでも書きましたが
藤田さんとしんさんは同じ料理店で働いてたことが
あるという間柄なんです。
(二人とも、見た目は怖いですよね ^^;)


階上は気仙沼の中でも津波による被害が多かったエリア
なのですが、同じ地域で養殖をやっていた方々が協同して
再建に向けてワカメ養殖からスタートしています。

お伺いした作業場は昨年までの場所とはもちろん違い、
気仙沼向洋高校の裏手の方にありました。


こちらが今年種つけし、収穫したワカメ!





なんとも美味しそうなメカブもしっかり付いてますね☆


小船から上げるクレーンも流されてないので
このようにフォークリフトを代用しているそうです。







まずは作業台の上に、ワカメをどかんと載せて
カットしていくところからスタート。

メカブと、元茎と、葉をざっくり分けていきます。


ワカメの姿はあまり見ることがありませんが
広げてみると、こんなこんなカンジです。



ワカメを持っているのは、ワカメ娘のみぽりん☆
さすがワカメを見る目が真剣ですね!


ちなみに、元茎の部分は、このようなカンジに。





こちらはアワビ養殖のエサになったり、
加工業者さんが引き取っていったりするそうです。

でも、みぽりんの話では
元茎はあまり活用されていないところのようで
色々使ってみようと、たくさんいただきました。







袋いっぱいに持ちきれないくらい。。。(^^;
しんさん、後はよろしくお願いしますね☆


さて、ワカメの作業のほうに戻ります。



次はワカメをボイルする行程です。
こちらの設備類も震災後に揃えたんだそうです。


通常、ワカメは沸騰させた海水でボイルします。







1分くらいで熱湯から上げて、海水で冷やします。


そうすると、褐色だったワカメが





このように鮮やかな緑色に早変わり!!
これは何度見てもおもしろいですよね(^^


あとは、このワカメを塩蔵していくのですが
その様子はまた次回追ってお伝えします!