2010年09月28日
萩野酒造・曜平さんの酒の会
先週23日に、北仙台・しんさんで行われた
萩野酒造・曜平さんを招いた酒の会に参加してきました。
これは萩野酒造の純米・燗酒と、しんさんのお料理を
合わせ、マリアージュを楽しもうという会です。
しんさん&池田酒店さんでの酒の会はこれまでも
いくつもありましたが、宮城のお酒で開催するのは
これが初めてということで、これは見逃せない!と
勇んで参加してきましたっ。
しんさんも池田さんも、宮城のお酒で酒の会をやるなら
曜平さんしかない、と常々思っていたということなので、
2人とも相当気合が入ってましたね!!
※真夏の純米・燗酒の会でも曜平さんをフィーチャー!
http://yamada.da-te.jp/e361946.html
これが今回の酒の会で使ったお酒の数々。

ずらーっと並んでます。
一つの蔵でこれだけの銘柄を一度に飲み比べできる
というのはなんとも贅沢なことですね(^^
そして、こちらが今回のお品書きになります。

※クリックして拡大
さぁ、では、お酒の会スタートです!


まず、お料理の説明をしんさんがして、
それに合わせるお酒の説明を曜平さんがしていきます。
一品目がこちら。

秘伝豆のあぶり、瑠璃茄子、白石もろきゅうり、
豆腐酒粕漬焼、おさつチップを先付けとして。
ナスも↓に、茶せん風にしてあります。さすが。


もろきゅうり辛子漬けも、きゅうりは瑞々しく、
辛子はほんのり利いて、お酒によく合うものばかりでしたね。
最初のお料理にあわせたのは、
萩の鶴・ふゆみずたんぼと日輪田の雄町だったかな。。

あ、毎度のことながら、お酒の説明については、自身がないので
もうすぐアップされるであろう、おっかぁのブログをご参照ください(^^;
http://blog.kahoku.co.jp/shokuweb/okkaa/
2品目は、秋野菜のサラダ。

小瀬菜大根の葉っぱ、秋茗荷、焼きナスのサラダに
パプリカのエスカリバダドレッシングを添えてあります。
そう、これには小瀬菜大根が使われてるんですっ!!
※今年、しんさん、大河内さんとともに、希少な伝統野菜である
小瀬菜大根を栽培してみよう、という取り組みを実施中。
事の経緯は、こちら(→リンク)をご覧ください。

小瀬菜大根の実物を見せて説明する、しんさん。
さすがに初めて見た人がほとんどのようで
みなさん、興味しんしんに写真を撮られてましたね(^^
しかも、本来使わない小瀬菜大根の葉っぱが使われています。

まだ若い大根ということもあり、少し青くてエグミがあるはずですが
塩を振り、具を混ぜて食べると不思議とそれが気にならないんですよね。
いやぁ、しんさん、さすがいい技持ってますね~。
3品目は秋さわらのお造り。

今の時期、サンマ、カツオに負けないくらい美味しいというさわら。
それをただの刺身でなく、一つずつ部位を変えてのお造り。
腹、背、中落ち、、、といやぁ、これはたまりませんね!!
しかも、それを、塩釜の藻塩に合わせて食べます。

見てください、この結晶。これは藻塩の中でも特に、
フラワーソルトとして売っているんですね。
お料理の途中途中で、多少テンパりながらも、

しんさんがいつも以上にきちんと説明を入れてましたね。
また、曜平さんは、お酒を持って歩きながら、


参加者の質問に丁寧に答えて回ってました。
自分の酒はこうだ!とあまり強く言い過ぎないところが
曜平さんの良さなんでしょうね。人柄が良く表れてます。
そして、取りまとめ人の池田酒店・池田さん。
絶妙な温度帯でお燗を付けながらも、
やはり熱心に説明して回ってましたね。


途中、なぜか↑こんな変顔も披露。。。(^^;
さて、4品目は、もうかの田毎蒸しです。

田毎蒸しというのは、昔、稲刈り後も水を張っていた冬の田んぼに
月が映りこむ風景に例えた、日本料理の一つなんだそうです。
酒粕につけたモウカ(サメ)がまた抜群に旨い!!

そして、中には温麺が入っており、まぜて食べても良し!
ホタテのダシが効いたゆずあんがまた最高ですね☆
5品目は秋刀魚の黄金煮。

しんさんでは秋の定番メニューの一つですね。
毎年煮汁をつぎたして作っている至極の一品です。

これは先日亡くなったばかりのしんさんのおばあさんが
昔、しんさんに作ってくれた料理がベースになってるそうで
そのおばあさんの供養に一本まるまる食べて欲しい、と
しんさんの強い思いがこもったお料理でした。
これは、色んな意味で染みる一品でしたね。。。
そして、6品目!
小瀬菜大根を作っている早坂さんの新米・ひとめぼれに、


その小瀬菜大根の紫蘇の実漬けです!!
これ、もうご飯にかけて最高に美味しいですね~。

ここまでけっこうお腹いっぱいになってるはずですが
大盛りどんぶり飯をぺろりといってしまいました(^^;
最後の7品目は、締めのデザート。

梨のコンポートに、古酒琥珀寄せ、無花果古酒煮、トマトソルベ。
これには十数年も寝かせた古酒が使われているんです。
色も見たとおりの琥珀色。これは貴重なお酒ですね。


それを曜平さんの趣向で、牛乳で割り、メープルシロップを
少したらして、デザートに合わせて出してもらいました。
いやぁ、こういう使い方もあるんですね~。
古酒ならではの新鮮なお酒でしたね。驚き!
ということで、会を一通り終了です!


4時間にも及ぶ長丁場、どうもおつかれさまでした!!
(参加者としてはそんな長い時間の感覚はなかったですが)
最後は、主催者3人揃って、お店の前でパシャリ☆


なぜか、変顔バージョンでも、パシャリ☆(^^;
しんさん、池田さん、曜平さん、この3人のコラボは、
一度だけでなく、ぜひ何度もやってほしいですね。
今後の開催をぜひ期待して待ちたいと思いますっ。
Posted by やまだ@宮城 at 06:45│Comments(2)
この記事へのコメント
蔵王といい、、レポ早いですね。。
いつ眠っているんですか?
いつ眠っているんですか?
Posted by おっかぁ早坂 at 2010年09月28日 11:31
おっかぁ、
いやぁ、基本は翌日アップしたいところですが
酒の会はちょっと遅れてしまいましたね。
おっかぁのブログレポも楽しみしてますね☆
あと、ブログは毎日朝書いてるだけなんで、
ちゃんと寝てますよ!(^^;
いやぁ、基本は翌日アップしたいところですが
酒の会はちょっと遅れてしまいましたね。
おっかぁのブログレポも楽しみしてますね☆
あと、ブログは毎日朝書いてるだけなんで、
ちゃんと寝てますよ!(^^;
Posted by やまだ@宮城
at 2010年09月30日 06:57
