2010年06月16日
しんさんと行く、岩出山のトマト
先週土曜日に、北仙台の料理人・しんさんと
岩出山のトマトの生産現場を見てきたので
その様子をレポしたいと思います。
2軒行ったのですが、まず最初に見せてもらったのが
ファイブブリッジの「食・人」交流サロンにも来てくれている
佐藤義則さんのハウス。
佐藤さんは、やる気のある若手生産者で「ふたば」という
出荷団体をつくり、産直施設や飲食店などに直接販路を
つくっていこうという取り組みをされています。
http://www.futaba-farmers.com/web/?page_id=8
岩出山といっても実はけっこうエリアが広く、
佐藤さんのハウスは栗原に近いところの地域でした。
で、佐藤さんのトマトのハウスがコチラ!

ハウスといっても、思っていたよりずっと大きかったです。
さっそく佐藤さんにハウスの中を見せてもらいました。
しんさんも、水耕栽培のハウスを見るのは初めてらしく
興味しんしんで見ていましたね。




佐藤さんは糖度の高いフルーツトマトを出荷しているのですが
その時期もそろそろ終わりで、翌週には出荷をやめてトマトを
倒してしまうところだったそうです。
(ぎりぎり間に合ってラッキーでした ^^;)
その場でもぎたてを食べさせてもらいました☆


佐藤さんのトマトは皮が固めで糖度が高いのが特徴。
糖度は水の量を抑えるなど、実に栄養が凝縮するように
色々と工夫を加えているそうです。
ちなみに一番美味しい時期は4月くらいだそうです。
(思いっきり旬を逃してしまいましたね。。。 ^^;)
もうすぐトマトを倒すところではありますが、
まだまだ茎には実がたくさんなっているんですよね。

青いトマトも何か使えるかな、、、ということで
しんさんが想像力を働かせていましたね。
佐藤さんの話では、ピクルス用に買っていくお客さんも
いらっしゃるんだそうです。へー。
実際にしんさんはこの青いトマトをもらっていって料理に
使っちゃっうのですが、それについては↓ご覧ください(^^
http://blogs.yahoo.co.jp/shin_shin728/33352384.html
佐藤さんには色々と教えていただきまして、

↑のようにヘタに濃い緑が出ているトマトが
糖度が高いトマトなんですよ、とか、
↓のように尻ぐされしているトマトが、

実は一番美味しいトマトだったりするんです、
教えてもらいました。
知らないことばっかりなので、かなり勉強になりました。
やっぱりこうやって現場に来て、生産されている方と
直接話すからこそですね。
赤と青のトマトを両方もらってきましたが

こうやって並べるとすごくきれいですよね~。
その他、中玉トマトのハウスも見せてもらいました。



これからの時期は中玉トマトが美味しくなっていくんだそうです。
トマトも時期によって色々あるんですね~。
ちなみに、佐藤さんのフルーツトマトは、

↑のようにパッケージされて、あら伊達な道の駅などに
出荷されていますので、見かけたらぜひ買ってみてください。
それから、佐藤さんを中心にした「ふたば」のグループでは
野菜を卸している飲食店のお客さんを対象として、

一緒に生産現場を見て歩くツアーを開催するそうです。
こういう取り組みは素晴らしいですよね!!
ぜひ成功させて継続させていってほしいですね。

佐藤さん、がんばってください!!!(^^)v
さて、その後は、場所を移動して、佐藤さんも一緒に
同じ岩出山町内の氏家さんというトマト農家のハウスも
見せてもらいにいきました。

この氏家さんのトマトが、実は、
しんさんのお店でつかっているトマトなんだそうです。
近くの八百屋さんが仕入れているそうで、しんさんも
生産現場を見たことがなかったので、ぜひ、ということで
今回無理を言ってお伺いさせてもらいました。
僕は素人なので、よく分かりませんでしたが
佐藤さんがハウスに入った瞬間に「これはすごい!」
と驚きの声をあげていました。



土耕栽培で、これだけ茎が細く、葉っぱが小さく、
実も形が揃ってたくさんついているのは
相当にすごいことなんだそうです。
生産者だから分かる視点ですよね~。
いやぁ、一緒に行ってもらってよかったです(^^
さっき教えてもらった糖度の高いトマトの印も

↑のようにしっかりと出ていましたね(^^
やはり、氏家さんはすごい名人の方だったようです。



こうやって実際に生産現場を見てみると、
トマトを食べる気持ちもだいぶ変わりますね。
しんさんもより生産現場の話をお店で伝えることが
できるようになってよかったですね。
(早く食べに行きた~い)
また、佐藤さんも、すごく勉強になりました、と
喜んでくれていたので、それもよかったですね(^^
いやぁ、トマトって奥が深いですねー。
まだまだ知らないことがたくさんあるんでしょうから
もう少しトマトのいろんなことを知ってみたいですね。
Posted by やまだ@宮城 at 06:42│Comments(0)