2010年12月11日
しんさんと行く、旧河北町の「冬せり」
新婚旅行の飛行機が飛ぶか飛ばないか、
という昨日の午前中は、旧河北町に行ってきました。
今年の春に、同じ河北町の春せりを見てましたが
冬のせりはまだ見てなかったんですよね。
◎しんさんと行く、旧河北町の「春せり」
http://yamada.da-te.jp/e326347.html
春に見たところと、同じせり田です。
田んぼに水を張っているのが春との違いですね。
また、春せりは在来種(飯井野川系)のせりでしたが、
冬せりは、島根みどりという品種の違いがあります。


もう12月の繁忙期なので、生産者の方々が
忙しくせりを収穫されていました。
この作業が本当に大変ですよね。
いくらウェットスーツを着ているとはいえ、
寒い水の中、しかも、腰を落としての作業ですから
体にはキツイはずです。
(時には、夜中まで収穫作業をされるそうです)
こうやって収穫したせりの束。
ドロがついているので、まずは水で洗い流します。

作業を感心した様子で見つめる、しんさん。

左は前回に続き、案内していただいた伊藤さんです。
せりのプロフェッショナルですね☆
↓は、独自に制作した洗浄器だそうです。

でも、これで終わりではないんです。
次は洗ったせりの調整作業です。
色が悪い葉などを手作業で取り除いていきます。
本当に素早く選別していきます。これはもう職人芸ですね。


キレイに揃えられたのが、こちら。
これをさらに先ほどの洗浄機で洗って終了。

見事は緑色ですよね!!
まさかこれだけ手間をかけて出荷しているとは
実際に見てみるまでは分かりませんでしたね。
僕たちが当たり前のように食べているせりも
農家さんのこれだけの苦労があって店頭や食卓に
並んでいるんですね。
せりを食べるときには、これまで以上に
ありがたみを持って食べなければと思いました。
また、ぜひ来年は3月くらいに、
冬せり(根せり)と春せり(葉せり)を食べ比べるような
機会が作れたらいいなと思いました(^^
(しんさん、よろしくお願いしますね☆)
Posted by やまだ@宮城 at 21:38│Comments(0)