2012年09月28日
丸光食品さんの新工場(試運転編)
丸光食品さんの新工場レポートの続きです。
※前編(稼働準備編)はこちら
http://yamada.da-te.jp/e516862.html
メーカーさんが機械のメンテナンスを行っているうちに
いよいよ、うどん製造の試運転が始りましたっ!!!
メーカーさんの説明を真剣に聞く、茂さんと会長さん。
会長さんは、茂さんのお父さんで生粋の麺職人。
もう80歳近いということですが、やはり製麺機を前にすると
居てもたってもいられないようですね(^^
うどんの練り具合をイの一番に確認するのも会長さんです。
いくら機械で自動になったといっても、麺の状態を確認し
当日の気温や湿度によって微調整をして、同じ美味しさの
麺を作り出すのは、職人の経験と技術なんですよね。
それで、こういう状態になったものを延ばしていきます。
あー、できてくる、できてくる。
僕もこうやってうどんを作る行程を見るのは初めてなので、
ひとつひとつが興味深いですね。
おっと、ここで敬子さんが白衣を持って登場です。
そうです、やっぱり試運転とはいえ、白衣着ないと!
丸光の2人の職人、茂さんと会長さん、早速着用です☆
ん~、このシーンだけでも、ぐっときますね!!(><)b
さぁ、それでは、試運転の続きです。
延ばした生地を軸に絡めて、こういう状態のものが出来上がります。
(どうやら、専門用語だと、「麺体」と言うみたいですね)
さて、ここで質問です。この器具は何に使うでしょうか?!
分かりますか??(^^
・・・、・・・、・・・。チーン!
正解はこちら!
これは、延ばした生地を寝かせるための器具なんだそうです。
練って延ばして巻いたあとに、4~5時間くらい寝かせて
生地を熟成する行程を入れることで、麺が美味しくなるとのこと!
いやぁ、ホントに手間かかってるんですね~。
ただ、今回は試運転なので、すぐに次の行程に行きます。
さらに何段階かで延ばして、麺の状態にカットします。
すると、あっという間に、うどんがどんどん出来てきました!
おー、うどんです、丸光のうどんです!!
感激ですね~。。。
すぐにうどんの状態を確認する、敬子さんとお母さん。
もっと太さがこうだとか、以前の感覚を思い出しているようです。
茂さんも、メーカーさんとより密な打ち合わせ。
目は完全に職人さんのそれになっていますね。
茂さん、カッコイイ!!(^^)b
先ほどのうどんは、水が多かったようで
すぐさまもう一度試作してみようということになりました。
茂さんが小麦粉を投入し、
会長さんが、水に塩を溶いていきます。
以前の工場に比べて、こうやって水を汲む導線が
とても近くて便利になったようで敬子さんもお母さんも
すごく感激して嬉しそうでした(^^
そして、2回目の試作によるうどんが出来ました。
今回はだいぶ近いものが出来てきたようです。
ちなみに、1回目に作った生地は、
先ほどの器具に置いておくと、短時間でこんな状態に。
水分が多すぎて、重かったからこうなったんだそうです。
ちょうどよい水分量だと、こうはならないとのこと。
なるほど~!!
こんな感じで、試運転が続けられてました。
今回は僕はここまで見せてもらって工場を出ましたが
このあとは、茹でる行程もありますから
満足のいく麺ができるまで色んな微調整があるんでしょうね。
10月1日にプレオープンはしますが、
しばらくは試作を繰り返す日々が続きそうです。
敬子さんの話では出荷は10月半ばくらいからじゃないか、
ということでした。あー、早く食べたいっ!!
とはいえ、やっぱりこうやって麺が出来るのは嬉しい!!
敬子さんも思わずニッコリでしたね(^^
ちなみに、丸光さんの看板商品である
「海鮮ふかひれ生ラーメン」の包材もできてました!
みなさん、丸光の麺が復活する日はあと少しですよ!!
それまでは、ほぼ日さんで連載になった記事を見返して
再度気持ちを盛り上げていてくださいね☆
http://www.1101.com/tohoku_shigoto/marumitsu/index.html
http://www.1101.com/tohoku_shigoto/marumitsu2/index.html
そして、再度、出資者特典も確認していただき、
丸光さんへの出資や追加出資をぜひご検討ください!
http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=165
Posted by やまだ@宮城 at 06:59│Comments(0)