2010年06月05日

「蔵王“食・ひと”回廊ツアー」レポ(その⑤)


5月29~30日の1泊2日で行われた
蔵王“食・ひと”回廊ツアーのレポート第5弾です!

※レポ第4弾はこちら
 http://yamada.da-te.jp/e335393.html


二日目は前日の曇り&雨から一転しての快晴!

まずは、ペンションから程近いところにある斎藤農園さんへ。
こちらの斎藤さんは、蔵王高原大根を中心にして大規模に
農業をやられている方です。

「蔵王“食・ひと”回廊ツアー」レポ(その⑤)

この画像では分かりづらいですが
斎藤さん、めちゃくちゃデカい人ですっ(^^;

この時期は、高原大根はもっと離れた標高の高いところで
育てているということだったので、すぐ近くのキャベツ畑を
見せてもらいました。


ちなみに2日目から参加の方もけっこういて
さらに4人ほど新しいメンバーが合流しました。
(しんさん、大平さんは二日とも日帰り参加!)

「蔵王“食・ひと”回廊ツアー」レポ(その⑤)

斎藤さんは、この土地以外にも、
標高差の違う土地をたくさん使用されていて、
その高低差によって生じる温度差をいかして
収穫時期をずらした農業を展開されています。

なるほど、そうすれば長い期間、同じ作物を
提供することができるんですね。

まさに蔵王という土地の利点を生かしての農業、
というところでしょうか。目からウロコでした。


斎藤さんも基本的には直販がほとんどで
残ったものを市場に出す、くらいなんだそうです。

また、小学生の農業体験やグリーンツーリズムの受入れ
などにも積極的で素晴らしい農業者さんでした。

※その他、詳しくは、平間さんのブログをどうぞ(^^
 http://hirakyu.exblog.jp/11227642/


柴田町で「村田や」をやられている大平さんや、

「蔵王“食・ひと”回廊ツアー」レポ(その⑤)

北仙台のしんさんも、

「蔵王“食・ひと”回廊ツアー」レポ(その⑤)

積極的に色々と質問をされていましたね。


僕は農業や料理については全くの素人なので
こうやって生産者や料理人の方々と一緒に回ると
プロの視点での質問や意見などがきけるんですよね。
こういうのもこのツアーの特権だなと思いました。


その後は、お昼のBBQの食材を取りに行くのを兼ね、
釣堀もやられている堺養鱒場さんを少し見学。

まったく画像を撮り忘れていたので
詳しくは、こちらも平間さんのブログをご覧ください(^^;
http://hirakyu.exblog.jp/11229128/

個人的には、銀鮭の稚魚がこういうところで
養殖されているんだ、ということに驚きました。
(まぁ、川だから、当たり前といえば当たり前なのですが)


そして、次は白石に移動して、キューリ歩人の元へ!

「蔵王“食・ひと”回廊ツアー」レポ(その⑤)

↑が現地で待ち構えていたキューリ歩人。
さすが、前日とはうって代わり、農業者モードになっています。

キューリ歩人の家は、もろきゅうり(小指サイズの小さいきゅうり)を
中心にして、きゅうりをメインで生産する農家さんです。

ぜんぜん知らなかったのですが、
白石はもろきゅうりの生産が全国一位なんだそうです。
(参考:蔵王三十六景 食材ニュース(PDF))


もろきゅうりはちょっとシーズンが早いということで
今栽培しているきゅうりの苗のハウスで説明してもらいました。

「蔵王“食・ひと”回廊ツアー」レポ(その⑤)

前職をやめて実家に戻り、就農して3年目ということで
もうすっかりプロの顔と話でしたねっ。


きゅうりの接ぎ木についても丁寧に教えてもらいました。

「蔵王“食・ひと”回廊ツアー」レポ(その⑤)

かぼちゃの根ときゅうりの茎を上手く合わせるんだそうです。
なんとなく聞いたことありましが、改めて、へー、ですよね。


その後は、別の畑に移動。。。

「蔵王“食・ひと”回廊ツアー」レポ(その⑤)

こちらは、小学生の食育のためのジャガイモ畑だそうです。
そういうことにも力を入れているんですね。


キュウリ畑を背に、きゅうりを育てるキューリ歩人の
これまでのストーリーを色々と話してくれました。

「蔵王“食・ひと”回廊ツアー」レポ(その⑤)

小さい頃は両親がきゅうり生産に忙しく、
そのためにきゅうりが嫌いだったという彼女が、
就農して、両親と一緒に働いているうちに
これだけきゅうりを語れる人になっていったというのは
なんかとてもグっとくる話ですよね。

また、これまでのHARD中心の農業から、
消費者の人と直接向き合うHEARTを大事にした
農業をやっていきたい、とのメッセージは強く響きました。

↑の画像で彼女の隣にいるのがお母さん(キューリ婦人)。
こうやって大勢の人の前で、キューリについて熱く語る
彼女の姿はさぞかし嬉しかったのだろうと思います(^^


その後は、きゅうりハウスに移動して、きゅうりのもぎ体験。

「蔵王“食・ひと”回廊ツアー」レポ(その⑤)

自分で好きなのを選ぶのは、やっぱり楽しかったです☆


とったばかりのきゅうりを水道でジャーっと洗うと、

「蔵王“食・ひと”回廊ツアー」レポ(その⑤)

とっても瑞々しく光ってみえますよねー!!

これをそのまま丸かじりっ!いやぁ、なんか贅沢です。
ものすごい美味しかったですよ~。

自家製の味噌にも付けて食べましたがこれまた最高。

普通の生活の中では、きゅうりだけに注目することはないですが
こういう体験をすると、十分に主役になりますね!

今でもこのときのことを思い出すと、
あのきゅうりを味わいにまた訪ねていきたくなります(^^


※平間さんのブログによるレポはこちら
 http://hirakyu.exblog.jp/11229239/

あ、そうそう、キューリ歩人のブログもあるので、
熱い志を持った彼女の動きをぜひチェックしていてください☆
⇒ http://ameblo.jp/delsoul1208/


ということで、今回のレポはこれで終了にします。
また次回をお楽しみに~!!!




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Posted by やまだ@宮城 at 17:44│Comments(0)
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プロフィール
やまだ@宮城
やまだ@宮城
宮城をこよなく愛する35歳です。

◆生まれてからずっと仙台で20数年間育った後、
2年間の気仙沼暮らし、1年間の東京・松戸暮らしを経て、
2008年4月より3年振りに仙台に戻ってきました!

◆08年から3年間、宮城の「食」に関わる仕事を経験し、
13年11月からは、女川町(派遣)で働くことになりました。

◆宮城の人(特に自分 ^^)が、宮城をもっともっと楽しめるように
宮城の魅力を自由に楽しく!発信・発見していけたらよいなと
思っておりますっ。

◆初めての方も、今までご縁の会った方も
どうぞ引き続きよろしくお願いします!!
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