2010年06月28日
「岩出山・トマトを食す会」開催レポ
昨日はお昼過ぎから夕方にかけて
北仙台・しんさんにて岩出山のトマトを食す会を
開催したので、その様子をレポします!!
この宮城の食材をフォーカスした会は、
2月の気仙沼の生わかめ、生めかぶの会、
5月の旧河北町の春せり(葉せり)の会に続き
今回で3回目となりました。
◎旬の春せり(葉せり)を楽しむ会
http://yamada.da-te.jp/e328161.html
◎旬の生わかめを楽しむ会
http://yamada.da-te.jp/e298041.html
http://yamada.da-te.jp/e299181.html
なんで今回は岩出山のトマトだったかというと
しんさんでいつも使っているのが岩出山の氏家さん
という方の作っているトマトであるということと、
食・人交流サロンで岩出山のトマト農家である
「ふたば」の佐藤さんとつながることができたこと、
さらには、しんさんの得意食材の一つがトマトという
こともあり、これは岩出山のトマトでやるしかないね、
となったのでした。
それが決まってからさっそく6月中旬に岩出山まで
しんさんと一緒に生産現場を見せてもらいに行ったの
ですが、その様子は↓をご覧ください。
◎しんさんと行く、岩出山のトマト
http://yamada.da-te.jp/e340584.html
さて、では当日の様子をレポしていきますね!

13時という休日昼間の真っ只中にスタートしました。
カウンターの上には、佐藤さんが送ってくれた
様々な種類のトマトがずらりと並び、みなさんをお出迎え☆


佐藤さんの作っているトマト以外にも、ふたばのお仲間の
作っているトマトも調達してくれたんですね。
そして、こちらが今回のお品書きです。

これでもかと、正にトマト尽くしの7品です!!!
今回もお忙しい中の急な声がけにも関わらず
食に関わりの深い方々にご参加いただきました。

生産者、管理栄養士、調理師、ライター、記者などなど
様々な属性で、毎度ながらいいカンジの顔ぶれです。
(なんと、あのキューリ歩人・大庭さんも初参加!!)
まずは一品目です。

トマトの冷たいスープ(グイーントマトのシュレガフ)。
赤いトマトをそのままスープにしたものに
まだ青いトマトをホタテのダシでゼリー状にしたものを乗せ、
さらに上には平間さんの蔵王ハーブを添えてます。
何も調味料を使ってないのにトマトの甘みがすごい!
そして、上にのったグリーントマトと混ぜて食べると
また違った味わいが楽しめます。
さらには、この日の日本酒のひとつ、ドブをこの料理に
合わせると、トマトの甘みと酸味がとても引き立ち、
まさに2度、3度美味しい一品ですね☆
2品目は、トマトとナスの冷やし鉢。

一つ一つ素材の味がそのまま生かされている一品。
こういうのがシンプルなのがまたたまらなんですよね~。
彩りがとってもキレイで、目で見ても美味しく感じます。
3品目は、トマトのグラタンです!
トマトの上に、赤と白のミートソースを分けて乗せ、
グリーントマトのチーズ焼きやトマトのピクルスも添えてます

いやぁ、、、これヤバかったですね~(><)。
ミートソースには、味噌(赤)や酒粕(白)、
そして、チーズ焼きに使われたと発酵系の味わいと
トマトの酸味がベストマッチです!!!すごい!
青いトマトのチーズ焼きにはびっくりしましたね。
普通使わないトマトがこういう風になるとは、、、、。
さすが、しんさんですね☆
料理の合間などに随時、しんさんから料理や食材に
ついての解説をしていただいたり、


池田さんからお酒のお話をしていただいたりしています。
そして、用事で遅れてきたトマト農家・佐藤さんからも
(後ろ姿ですいません! ^^;)

トマトについて色々とお話いただきました。
また、参加者同士で感じた疑問・質問や率直な意見などを
その場で同時に共有していけるのがこの会の良さですね。
こういうコミュニケーションを通じて食材に関しての
意味・情報を伝えるというのを重視しています。
ちなみに、こちらは佐藤さんのところで作ったドライトマト。
天日干ししていて、甘みと酸味が凝縮されていて
噛んでいるととっても濃い味わいがします。

ちなみに、色の薄い方は、しんさんがお店の裏手で
青いトマトを天日干しして作ったものです。
(こういうのも自分でできちゃうんですね~)
さらには、みんなに席を立ってもらってカウンター近くへ。

それぞれのトマトを佐藤さんから解説いただきつつ、



そのそばから、どんどんと試食していきます。
いやぁ、トマトでもホントに色んな種類があるんですね!
こちらが先日ハウスを見に行った氏家さんのトマト。


やっぱりこれは間違いなく美味しかったですね!!
そして、ちょっと番外編はこちら!


キューリ歩人が持ってきてくれた白石のもろきゅうりを
味噌をつけてそのまま丸かじり!
大庭さんからキュウリに関する話もたくさん聞けたので
かなりオトクな会になってましたね(^^
さてさて、さらに料理は続きますよ!


トマトのピクルス彩々とホヤのマリネサラダ。
青いトマトとホヤをぜひ合わせてみたかったと、しんさん。
ただのホヤのマリネでなく、トマトも主役のマリネです。
お次は、トマトとかつおの手ごねずし。



トマトに、キューリに、大葉に、ハーブに、みょうがに、、、と
様々な具材が入っていてとってもキレイな一品ですね。

みなさん思わずパシャリ☆
トマトの酸味と酢、そしてトマトの相性がまた絶妙でした(^^)b
夏の暑い時期にぴったりなカンジですね。

トマトの三五八漬を添えてます。いやぁ、ここまでトマトです!
そして、急きょ後に回した天婦羅がここで登場!
カウンターに集まって揚げたてをすぐ食べるという
なんとも嬉しい趣向です☆


トマトの天婦羅なんて初めて食べましたが、
思っていたよりずっとトマトに合ってましたね。
これも美味しかったなぁ。。。



アツい厨房の中で、次々とトマトを揚げるしんさん。
これ、最高でしたよー!!(^^)/
みんな立って食べながらすっごい喜んでました。
さぁ、いよいよクライマックスです。
ここで一旦、池田さんからブラインドで出していた
3種類のお酒の銘柄をご紹介です。
(冷と燗の2種類の温度帯で味わいの違いを体感してもらいました)



じゃーん、とこちらが今回の3種類でした。
で、最後のデザートは、トマトのソルベ。
最初に出したトマトのソースをシャーベット状にして
大竹さんの作ったハチミチ漬にしたトマトを入れてます。

砂糖を全然使ってない素材そのままの甘さです。
トマトそのままの甘さで十分にデザートになりますね。
残った器に、炭酸水と、



きもとのドブを入れると、美味しいカクテルの出来上がり☆
これまた2度美味しい一品。この相性にも驚きでしたね。
ということで、なんと昨日は4時間近くにわたり、
これでもかと、トマトを食べ続けましたっ。
これだけトマトを食べても最後まで美味しいと思えるのが
トマトという食材の魅力だし、そのトマトの色んな良さを
引き出し、美味しい料理にできるしんさんのすごさですね。

4時間に及ぶ調理、どうもありがとうございました!!
それからトマトでたくさんお世話いただいた佐藤さん。

岩出山のトマトの価値を発信するキーマンとして、
これからどんどん活躍していってほしいですね!!
ということで、長くなりましたが
岩出山のトマトを食す会のレポを終わりますっ。
トマトについて初めて知ったことなど、
ホントはもっと色々書きたいこともあったのですが
時間切れと長くなりすぎなので、また機会変えて
書いてみたいと思います!
【追記】
参加者の方が、会の様子をブログで書いてくれたので
こちらでリンクを紹介いたします!
非常に上手く書いてくれているのでぜひご覧ください!
◎大河内さんの食いしん坊blog
http://blog.kahoku.co.jp/shokuweb/kuishinbo/archives/
◎農場長のぼやき日記
http://hirakyu.exblog.jp/11421057/
◎キューリ歩人のかっぱ巻き~HARD→HEART
http://ameblo.jp/delsoul1208/entry-10575749194.html
Posted by やまだ@宮城 at 07:16│Comments(0)