2013年04月19日
第1回こせがレポーターワークショップ
宮城のこせがれネットワークの活動から生まれた
新しい取組が4月17日よりついに始まりました!

その名も、こせがレポーターワークショップ!
話の経緯としては、宮城のこせがれネットワークには
たくさんのこせがれ(担い手)がいるわけですけど
彼らの魅力をもっと深く知って多くの人に伝えるために
「こせがれ図鑑」のような本を作ろうということになり、
ただ、それを単に誰かに発注して作るのではなく、
こせがれに集うメンバーが取材して、記事を書くという、
まずメンバーがお互いを知り合う、そのプロセスを
大事にして作っていこうということになったんですね。
そのために、取材の仕方や記事の書き方、
写真の撮り方など一連の必要なスキルや方法について
ワークショップ形式で学んでいこうというのが
今回の「こせがレポーターワークショップ」なんです☆
※詳しくは、発起人・みっちーのブログ記事をどうぞ
http://michiyo1.exblog.jp/20266951/
まず第1回は「取材の仕方を学ぼう」というテーマで
講師・みっちー含めて13人の参加者が集まりました。

最初のトライアルとしては、非常に良い人数ですね☆
しかも、いつものファイブブリッジの参加者層よりも
ステキ女子が多いのがいいカンジ♪
講師は、我らが、鈴木美智代(みっちー)さん。

地元紙・河北新報での記者経験を経て2011年に独立。
食と農をテーマにしたライターとして活躍中です(^^)v
ワークショップの内容は、取材の基本を知ろう、として
まずは、なぜ取材を行う必要があるのか、というところから。

自分で言いたいこと・アピールしたいことと、
他人が興味を持つことが違うということを説明し
その第3者から見た魅力を引き出ししてあげるのが
まさに取材を行う意義なんですよ、と。
そして、取材を行う前に必要なこととして、
事前準備の心構えとそのポイントについて。
(↓参加者のみなさん、真剣にメモしてますね~ ^^)

「記事を書くこと」を料理にたとえるならば、
取材はまさにその材料を買い出しに行くことである。
なので、仕上がりの料理(文章)のイメージを持った上で
今ある材料や買い出しが必要な材料を考える。
もちろん、鶏肉を買いに行くつもりで取材に行って、
より魅力的な材料が見つかるのはそれはそれでOK☆
(その意外な発見もまた取材の醍醐味なんですね ^^)
やっぱり事前にやっておくべきことが大事なんですね。
事前に調べれる情報は調べておき、
質問したいポイントは箇条書きで整理しておく、などなど。
時々、参加者からの質問が入りながら、
ざっくばらんな雰囲気でワークショップは進みます。



こういうやりとりを通じて、
どうやったら、こせがれの魅力をより引き出せるか
ということをみんなで考えていけることが
このワークショップの醍醐味かもしれませんね。
さらに、今回のこせがレポーターに特化した内容として
人物取材の基本やポイントについての解説です。


取材する相手を、人生の縦軸と横軸で捉えると
より正確で深みのある取材ができますよーと。
縦軸とは、人生のタイムライン(時系列)であり、
横軸とは、その時々のターニングポイントとなるような
そういう出来事や時点の心境を深堀していくこと。
またその深堀をしていくときのポイントを
参加者の一人であるお米クリエイター・佐藤裕貴さんを
例に出して解説していきました。
ということで、内容については簡単なレポートですが
非常に興味深く、分かりやすくおもしろい内容でした。
あとは、来週、文章の書き方を学び、
ゴールデンウィーク明けに、人物写真の撮り方を学び、
そして、5月に実際に取材に行ってみる、というのが
ワークショップの一連の流れになります。
(それを繰り返して、年間で10人とか20人を取材するのが目標)

今回はトライアルということで、どちらかというと近い人たちに
案内しての開催でしたが、こういう講座・ワークショップの
ニーズはけっこう高いと思いますね。
こせがれを取材するという現場での実践トレーニングが
まさにこせがれの魅力を引き出して、そのファンを作っていく
その活動と直結しているわけですから、
非常に良い取り組みだなぁと思います。
(ちょっとした良いことをしながら、自分も成長できる♪)
もしこの「こせがレポーター」の活動に参加したいという方は
ぜひお気軽にご参加いただけると嬉しいです!
Posted by やまだ@宮城 at
06:52
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