2014年08月27日
女川町竹ノ浦のホヤ養殖を視察!
昨日アップした記事「女川町魚市場を視察!」の続きです。
竹ノ浦という女川町の中心部から北(雄勝)方面の浜へ!
(女川町離半島の浜のうち北を北浦、南を五部浦と言います)

竹ノ浦は女川町の中でも、ホヤを中心に養殖している浜で
水揚げ量は町内で一番、三陸でもトップクラスなんだそうです。
今年の養殖ホヤ水揚げのニュース映像も竹ノ浦が多かったですね。
竹ノ浦のホヤ漁師さんは震災前から浜の一体感があって、
作業を共同でやったり、ノウハウを仲間うちで公開しあって
養殖技術を磨いて切磋琢磨してきたんだそうです。

↑なシールを作ってるくらいですから、ホヤ(保夜)に対して
浜として力を入れているのがよく分かりますね(^^
二艘の漁船に分乗し養殖の漁場まで乗せてもらいました。

スタイルスグループの店主&料理人の方々と
東北食の力プロジェクトの理事メンバーとで10名ちょっと。
ホヤの養殖現場を見るのは初めての方がほとんどでした。
スタイルスグループの社長・佐々木さんと、
女川・岡清の専務・明彦さんのツーショットをパシャリ☆

このお2人に女川ホヤを引っ張っていってほしい!(^^)b
さぁ、では、ホヤを養殖している漁場で
養殖ロープを上げてホヤ玉を見せていただきました!!


僕は震災前に見せてもらったことがあったので2度目ですが
やっぱりこのビジュアルはすごいインパクトありますよね~。
ホヤの水揚げはお盆過ぎでほとんど終了しているのですが
この日は来年用に残していた3年目のホヤを見せてもらいました。
(ホヤは3年で水揚げが多いですが、一部は4年物まで残しています)
特別に少しホヤ玉から取り外して見せてもらいました。

水揚げ直後のホヤは通常よりもトゲトゲしい気がしますよね?
同じホヤなのに、少し時間を置くとトゲトゲが小さくなったような
そんな気がします。ホヤの生態はまだまだ奥深そうです。

あと、ホヤは5~6月とかが一番身が張って大きくなるんですが、
8月くらいになると見た目上、身は小さくなるんだそうです。
(その分、身は厚くなってるので、実は歩留まりはよいとか)
さらに漁師さん自ら、船の上で捌いて試食させてくれることに!


捌いたホヤの身を海水で軽くすすいで、そのままペロリ!!
これ以上ない贅沢!間違いなく一番美味しい食べ方ですね(><)b
海水の塩味がちょうど良い天然調味料なってます☆
別の漁場に移動して2年目のホヤを見せてもらいました。


2年目のホヤが思っていた以上に小さくてびっくり!!
3年目のホヤと並べてみると、その違いが分かりますよね?

ホヤ漁師の阿部さんがホヤについて色々語ってくれました。
やっぱり漁師は海の上が似合うし、カッコいいなぁ(^^
そんなカンジのホヤ養殖の視察でした!
こういう体験はホヤ好きにはもうたまりませんよね~。
(ホヤが苦手だった人も美味しく食べれたと言ってました)
今回は飲食店さんの視察ということでしたが、
一般の観光客向けにも体験プログラムとして提供できたら
すっごい喜ばれること間違いなしでしょうね。


ホヤの水揚げは実際にはほぼ終わっているのですが
9月上旬に期間限定で、スタイルスグループさんの店舗で
竹ノ浦の漁師さんに特別にホヤを出荷してもらって
今シーズンの「ほやラストweek」的に取扱いすることに
なるかもしれないので、決まったらまたお知らせしますね!!
Posted by やまだ@宮城 at
06:23
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